認定NPO法人
救急ヘリ病院ネットワーク
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ドクターヘリ出動!
〜119番通報(つうほう)を
受けてから、
患者(かんじゃ)を
病院に運ぶまで〜
事故(じこ)発生! でも、ドクターヘリは、自分たちではよぶことができないんだ。だれがよんでどのように出動するのだろう。そして、患者(かんじゃ)をどのように治療(ちりょう)して病院に運ぶのかな。その流れの一例を紹介(しょうかい)するよ。
基地(きち)病院などで待機するドクターヘリ
ドクターヘリがあるのは全国の「基地(きち)病院」など。すぐに出動できるように、パイロットや整備士(せいびし)も待機しているよ。また、病院内にある部屋には、「CS(シーエス)」というドクターヘリ専用(せんよう)の通信指令員もいて、ドクターヘリが安全に飛べるように見守っているんだ。
119番通報(つうほう)
事故(じこ)や災害(さいがい)などでケガ人が出たり、急病人が出て119番通報(つうほう)すると、消防本部(しょうぼうほんぶ)の指令室につながるよ。
救急車(きゅうきゅうしゃ)出動
救急隊員(きゅうきゅうたいいん)がのった救急車(きゅうきゅうしゃ)が出動し、現場(げんば)に向かうよ。
現場到着
(げんばとうちゃく)
救急隊員(きゅうきゅうたいいん)が患者(かんじゃ)の状態(じょうたい)を確認、応急処置(おうきゅうしょち)を行いランデブーポイント[=救急車(きゅうきゅうしゃ)とドクターヘリの合流地点]へ向かうよ。救急隊(きゅうきゅうたい)が現場(げんば)に到着してから、患者(かんじゃ)の様子を見てドクターヘリの出動をたのむこともあるんだ。
患者搬送
(かんじゃはんそう)
基地(きち)病院に
ドクターヘリの出動をたのむ
119番の内容(ないよう)から、ドクターヘリが必要と判断(はんだん)されると、消防本部(しょうぼうほんぶ)から基地(きち)病院に出動をたのむんだ。
ドクターヘリ出動コール
CS(シーエス)が、フライトドクターやパイロットに、出動するようすぐに連絡(れんらく)をするよ。
エンジンスタート
出動の連絡(れんらく)がきたら、パイロットはただちにエンジンをかけ、フライトドクター、フライトナース、整備士(せいびし)もドクターヘリにのりこむよ。
出動!
CS(シーエス)は消防本部(しょうぼうほんぶ)とやりとりしてランデブーポイントを確認(かくにん)、無線で整備士(せいびし)に伝えるんだ。フライトドクターは救急隊(きゅうきゅうたい)とやりとりして患者(かんじゃ)の状態(じょうたい)を確認(かくにん)するよ。
ランデブーポイントで合流
ランデブーポイントに着陸し、患者(かんじゃ)をのせた救急車(きゅうきゅうしゃ)と合流。現場(げんば)の状況(じょうきょう)にあわせて、ランデブーポイントよりももっと近くて、おりられる場所に着陸することもあるよ。
治療(ちりょう)
救急車(きゅうきゅうしゃ)の中で治療(ちりょう)をするよ。
患者(かんじゃ)をヘリにのせ、
病院に運ぶ
必要な治療(ちりょう)をした患者(かんじゃ)をドクターヘリにのせ、病院に運ぶよ。基地(きち)病院とは別の病院に運ぶこともあるんだ。
患者(かんじゃ)を病院に運んで、
任務完了(にんむかんりょう)
病院に連れてきたら、すぐに治療(ちりょう)をするよ。基地(きち)病院とは別の病院に運んだときは、運び先の病院の医師(いし)や看護師(かんごし)に患者(かんじゃ)の状態(じょうたい)や行った治療(ちりょう)について伝え、任務完了(にんむかんりょう)。