ドクターヘリの中を見てみよう
事故(じこ)や災害(さいがい)がおきたときに消防(しょうぼう)からの連絡(れんらく)を受け、患者(かんじゃ)のもとにかけつけるドクターヘリ。中はどんなふうになっているのかな。ドクターヘリの中を見てみよう!
基地(きち)病院で
待機するドクターヘリ
ドクターヘリの居場所(いばしょ)は、基地(きち)病院などのヘリポート。フライトドクターたちをのせてすぐに飛び立てるよう、待機しているんだ。
大きくてかっこいいね!
ドクターヘリの中には
治療(ちりょう)
に必要なものがぎっしり!
ドクターヘリの中には、心臓(しんぞう)が正しく動いているかなどを見る心電図モニターや酸素(さんそ)ボンベ、医療用除細動〔いりょうようじょさいどう=医師(いし)用のAEDのこと〕など救命治療(きゅうめいちりょう)ができる医療(いりょう)機器や薬がつまれているんだ。ふだんの診療(しんりょう)で使っている慣(な)れた医療(いりょう)機器をつみこむことが多いので、種類や内容(ないよう)はドクターヘリによって少しちがうよ。写真は、運航会社(うんこうがいしゃ)の朝日航洋(あさひこうよう)が東海大学医学部付属病院(とうかいだいがくいがくぶふぞくびょういん)に配置しているドクターヘリ。
患者(かんじゃ)を
病院へ搬送(はんそう)!
そのころ、患者(かんじゃ)を運ぶ病院では
せまい機内で、大変だなぁ。
だれがどこにすわるか
決まっている
ドクターヘリは、だれがどこにすわるのか決まっているよ。その一例を見てみよう(BK117)。ヘリを操縦(そうじゅう)するパイロットのとなりには、整備士(せいびし)がすわるんだ。そのうしろにフライトドクター、フライトナースが患者(かんじゃ)をかこむようにすわるよ。機種によって、患者(かんじゃ)の家族などつきそいの人がのれることもあるよ。