認定NPO法人
救急ヘリ病院ネットワーク
HEM-Net

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HEM-Netは、ドクターヘリによる
救急医療システムの普及を
目的として活動しています

HEM-Netは「認定NPO法人(※)救急ヘリ病院ネットワーク」の略称で、“Helicopter Emergency Medical Service Network”の頭文字で作られています。
ドクターヘリによる救急医療システムの普及促進を目的に設立された、日本で唯一のドクターヘリに関するシンクタンクです。
※認定NPO法人:所轄庁から、運営組織や事業活動が適切で公益の増進に資すると認定された法人を意味します。HEM-Netの所轄庁は東京都です。寄付する側には税法上の高い優遇措置が設けられており、賛助会費を支払った賛助会員もこの特典が受けられます。

ご挨拶

救急車は「患者」を運び、ドクターヘリは「医師」を運びます。救急車の速度は最高でも「80km/h」(一般道)ですが、ドクターヘリの巡航速度は「200km/h」です。ドクターヘリは、50km先の患者にも15分以内の医師の治療を可能にしたのです。

認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)」はドクターヘリの普及を目的として平成11年12月に発足し、令和元年12月に満20周年を迎えました。2020年3月現在、ドクターヘリは関西広域連合に属す京都府を含め44道府県に53機が配備されていますが、未導入の3都県のうち、2県は1、2年後の導入が確実であり、東京都も導入の検討を始めました。嬉しいことに、47全都道府県への配備の目途が立ったのです。

量的拡大に努力してきた私達は、今後はドクターヘリの「質」の向上に力を注ぎたいと考えています。皆様の温かいご理解とご支援をお願い申し上げます。
令和2年4月1日
認定NPO法人
救急ヘリ病院ネットワーク理事長

事業内容

HEM-Netが実施している事業は、大きく「一般事業」と「ドクターヘリ支援事業(助成金交付事業)」に分かれます。
【一般事業】
①調査研究の推進
一定のテーマを定めて、継続して研究したり、海外の先進諸国を視察したりし、その成果を報告書にまとめて発表しています。また、時代を見据えたテーマを選んでシンポジウムを開催し、「提言」を含めて報告書として発表しています。
②情報の発信
ホームページには「ニュース」コーナーに最新のニュースを掲載し、「アーカイブ」にはHEM-Netが発表した報告書や資料、これまで発行してきた広報誌『HEM-Netグラフ』などのほか、ドクターヘリに関する統計、論文・報告書など多くの情報を蓄積しています。また、その時々のテーマを選びドクターヘリによる救急医療の質の向上に資する広報誌『HEM-Netプラザ』を随時発行しています。その他、各地で開催されるセミナーや講演会等での講演、論文執筆、寄稿、取材による記事掲載と積極的に情報発信を行っています。
③ネットワークの拡大
賛助会員や寄付者の拡大に努めるほか、関係団体の「ドクターヘリ推進議員連盟」や「日本航空医療学会」「ドクターヘリ連絡調整協議会」等との連携を強化しています。
【ドクターヘリ支援事業(助成金交付事業)】
ドクターヘリ運航基地病院の開設者を対象として、ドクターヘリによる救急医療の提供に要する費用を助成するため、下記の3つの事業を行っています。この事業に充てる基金を「ドクターヘリ支援基金」といい、政府と都道府県以外の者から募金をして設置しています。HEM-Netはこの助成金交付事業を厚生労働大臣の登録を受けて行っています。
①ドクターヘリ搭乗医師・看護師等研修助成事業
これからドクターヘリを導入しようとする病院においてドクターヘリに搭乗して活動する医師・看護師等を養成するために実施する研修に助成するもので、2010年度より事業を開始。
②ドクターヘリ運航基地病院における「安全研修会」
ドクターヘリの運航にかかわる人たちのコミュニケーションの円滑化とチームワークの向上を図るために行われる「ドクターヘリ安全研修会」に助成するもので、2011年度より事業を開始。
③調査・研究助成事業
ドクターヘリにかかわる航空安全や航空医療に関する調査・研究に助成するもので、2016年度より事業を開始。

組織について

沿革と活動実績
1999-2005
1999年
8月 特定非営利活動法人救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net) の設立総会・理事会を開催。初代理事長に魚谷増男が就任
12月 救急ヘリ搬送訓練 (10 病院)の実施
12月 経済企画庁(現内閣府)の法人設立認証により法人登記完了
2000年
1月 略称をHEM-Net に決定
6月 AIRMED2000 (ノルウェー)に派遣(2 名)
9月 北海道調査団派遣 (2 名)
2001年
6月 スイス、ドイツ、フランスに視察団を派逍(5 名)
10月 「HEM-Net 」の名称を商標登録
11月 国際シンボジウム「ヘリコプター救急のあり方」を開催
12月 HEM-Net ホームページを開設
2002年
11月 米国サンフランシスコ市に視察団を派遣(6名)
2003年
2月 オーストリアヘ視察団を派遣(2 名)
4月 理事長に國松孝次が就任
7月 「東名高速道路多重玉突き事故」事例検討会を開催
10月 HEM-Net シンポジウム「 ヘリコプター救急の構築をめざして」を開催
2004年
5月 ドイツ・ベルリンに調査団を派遣(ヘリ救急の法制度)
6月 ヘリコプター救急システムの構築に関する総合検討会を開催
7月 HEM-Netニュースレターを発刊
10月 ITS世界会議(名古屋)において、事故自動通報 (ACN) によるドクターヘリ出動のデモンストレーションを実施
2005年
2月 米国メリーランド州警察航空隊の救急活動調査
2月 新渇県中越地震事例検討会を開催
3月 HEM-Netシンポジウム「ヘリコプター救急の進展に向けて」を開催し、「わが国ヘリコプター救急の進展に向けて」を提言
11月 『HEM-Netグラフ』を発刊
2006-2010
2006年
1月 HEM-Net 国際シンポジウム「独・瑞・米における救急ヘリ運用の実態ーーヘリコプター運航費の負担のあり方を中心にーー」を開催
7月 ドイツ、オランダ、ロンドンへ調査団を派遣
9月 米国シアトル市へ調査団を派遣
2007年
2月 国税庁より「認定特定非営利活動 法人」として認定される
6月 オーストリア、フランス、イタリアへ調査団を派遣
2008年
2月 HEM-Net セミナー「周産期・母子救急におけるドクターヘリの活用」を開催
2009年
2月 オーストラリアの「ロイヤル・フライング・ドクター・サービス」へ調査団を派遣
4月 ドクターヘリ特別措置法第9条に規定する助成金事業を行う法人として登録される
6月 創立10 周年シンポジウム「ヘリコプター救新急時代」を開催
6月 新ロゴマークを設定し、新ホームページを開設
2010年
2月 HEM-Net シンポジウム「HEM-Net 活動の新たな展開―「ドクターヘリ支援事』業の創設」を開催
4月 ドクターヘリ支援基金の開設・ドクターヘリ支援事業の開始
9月 ドクターヘリ搭乗医師・看護師等研修助成事業開始
10月 ITS世界会議釜山においてAACN ミーティングを開催
11月 HEM-Net シンポジウム「ドクターヘリの安全を考える」を開催
2011-2015
2011年
8月 HEM-Netシンポジウム「交通事故自動通報システム (ACN) と傷害予測の最前線」を開催
10月 米国フロリダ州イラダー外傷センターを訪問 し、AACN 運用状況を調査
11月 HEM-Netシンポジウム「ドクターヘリと消防防災ヘリのコラボレーション一東日本大震災の教訓を踏まえて」を開催
11月 ドクターヘリ安全研修会助成事業開始
12月 AACNが起動するドクターヘリシステムの開発に向けた実証実験の実施(茨城県つくば市日本自動車研究所)
2012年
10月 HEM-Net シンポジウム「ドクターヘリの広域運用」を開催
10月 こども用リーフレット「がんばれ!ドクターヘリ」を作成
11月 ドクターヘリ市民講座「海堂尊さんといっしょに君津地域の医療を考える」を開催
2013年
4月 理事長に篠田伸夫が就任。会長に國松孝次が就任。
9月 HEM-Net シンポジウム「ドクターヘリ運用の多様ー化地域医療、周産期・小児医療との連携ー」を開催
10月 第20 回ITS世界会譲東京 2013においてショーケースにAACNデモ車を展示
2014年
7月 ドクターヘリ安全運航10万回記念式典を日本航空医療学会と共催
10月 HEM-Netシンポジウム「ドクターヘリと消防防災ヘリの協力体制の強化」を開催
2015年
3月 AACN が起動するドクターヘリシステム実働訓練の実施(千葉県佐倉市)
7月 HEM-Netシンポジウム「ドクターヘリの安全運航をめぐる諸問題」を開催
10月 調査研究報告書「ドクターヘリ運航費用負担の多様化」公表、『救急の未来へ―HEM-Net15周年記念誌―』刊行
11月 HEM-Netシンポジウム 「救急自動通報システム(D-Call Net)とドクターヘリの連携」開催
11月 D-Call Net試験運用開始
2016-2019
2016年
8月 助成金交付事業として調査・研究事業を開始
12月 HEM-Net シンポジウム「大規模災害時における ドクターヘリ運用体制の構築と連携協力」開催
2017年
2月 調査報告書「欧米に見る ヘリコプター救急の飛行安全策と日本」公表
7月 こども用リーフレット「がんばれ!ドクターヘリ」を増刷
10月 調査報告書「ランデブーポイント及び基地病院へリポートに関する実態」公表
11月 HEM-Net国際講演会 「欧州ヘリコプター救急の現状と飛行安全策」開催
2018年
4月 D-Call Net本格運用開始
11月 HEM-Netセミナー「韓国ドクターヘリと集団災害対応」開催
11月 HEM-Netシンポジウム「マスギャザリングとドクターヘリ」開催
12月 『HEM-Netグラフ』、50号で終刊
2019年
7月 「ドローンとドクターヘリのコラボレーションによる医療」を目指すコンソーシアム〈日本ドローン・エアレスキューコンソーシアム(JDAC)〉を結成
11月 HEM-Net創立20周年記念シンポジウム 「これからのドクターヘリ」開催
11月 HEM-Net勉強会「スイスエアレスキュー(REGA)の夜間運航について」開催
12月 『HEM-Net プラザ vol.1』発刊

役員および事務局名簿
会長 國松 孝次 (元警察庁長官、元スイス大使)
理事長 篠田 伸夫 (全国仮設安全事業協同組合特別顧問 元消防庁次長)
副理事長 小濱 啓次 (川崎医科大学名誉教授)
理事 浅井 康文 (札幌医科大学名誉教授 函館新都市病院名誉院長)
石川 博敏 (自動車安全運転センター顧問)
伊藤 隼也 (医療ジャーナリスト・写真家)
岩貞 るみこ(モータージャーナリスト、ノンフィクション作家)
太田 芳枝 (元労働省女性局長)
鷺坂 長美 (公益財団法人日本防炎協会理事長 元環境省水大気環境局長)
武居 丈二 (全国町村会事務総長 元自治大学校長)
野口 宏  (愛知県医師会愛知県救急医療情報センター統括センター長)
野崎 洋之 (野村総合研究所経理財務部財務企画課長)
白谷 祐二 (公益財団法人市民防災研究所顧問 元消防総監)
原 英義  (元朝日航洋株式会社航空事業本部営業統括部長)
邉見 弘  (独立行政法人国立病院機構東京災害医療センター名誉院長)
益子 邦洋 (日本医科大学名誉教授 医療法人社団永生会南多摩病院長)
松田 徹之 (元株式会社日本緊急通報サービス参与、営業企画部長)
宮嵜 拓郎 (株式会社NTTデータアイ特別参与 元国土交通省自動車交通局技術安全部長)
監事 襲田 正徳 (元内閣府審議官)
三宅 章郎 (元救急ヘリ病院ネットワーク理事)
顧問 滝口 雅博 ((財)青森県総合健診センター附属あおもり健康管理センター診療所長)
事務局長 小松 孝明 (元損害保険ジャパン監査役)
法人概要
名称 特定非営利活動法人(NPO) 救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)
設立 平成11年12月22日(内閣府認証)
所在地 東京都千代田区一番町25番 全国町村議員会館内
電話 03-3264-1190
FAX 03-3264-1431
E-Mail jimu@hemnet.jp

公告

定款 事業計画書 事業報告書

リンク

HEM-Netの支援団体
関係団体
その他
これはHEM-Netの元理事・故西川渉氏が独自に制作されたホームページです。
氏は2001年4月1日から癌で亡くなる2020年2月16日まで、HEM-Netの理事として特に広報の分野で多大な貢献をされました。ドクターヘリに関する国内外の情報について右に出る者はいなく、得た情報は「Aviation Now航空の現代」に掲載し、広く世を啓蒙されました。収録されている情報は1996年2月まで遡ることができ、その記録は極めて貴重であり、今後も多くの関係者に共有されるべきものと考え、ここに掲載するものです。