認定NPO法人
救急ヘリ病院ネットワーク
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ドクターヘリの中を見てみよう
事故(じこ)や災害(さいがい)がおきたときに消防(しょうぼう)からの連絡(れんらく)を受け、患者(かんじゃ)のもとにかけつけるドクターヘリ。中はどんなふうになっているのかな。ドクターヘリの中を見てみよう!
ぼくがのぞいてきたよ!
基地(きち)病院で
待機するドクターヘリ
ドクターヘリの居場所(いばしょ)は、基地(きち)病院などのヘリポート。フライトドクターたちをのせてすぐに飛び立てるよう、待機しているんだ。
大きくてかっこいいね!
ドクターヘリの中には
治療(ちりょう)
に必要なものがぎっしり!
フライトドクターやフライトナースの席には、ヘルメットが用意されているよ     呼吸(こきゅう)や脈(みゃく)などの様子を見る生体情報(せいたいじょうほう)モニター 心臓(しんぞう)が正しく動いているかなどを見る心電図モニター 血圧(けつあつ)をはかる血圧計(けつあつけい) 治療(ちりょう)に使う器具や薬が入っている救急(きゅうきゅう)バッグ
まるで病院のようだね!
をクリックすると写真が大きくなるよ!
ドクターヘリの中には、心臓(しんぞう)が正しく動いているかなどを見る心電図モニターや酸素(さんそ)ボンベ、医療用除細動〔いりょうようじょさいどう=医師(いし)用のAEDのこと〕など救命治療(きゅうめいちりょう)ができる医療(いりょう)機器や薬がつまれているんだ。ふだんの診療(しんりょう)で使っている慣(な)れた医療(いりょう)機器をつみこむことが多いので、種類や内容(ないよう)はドクターヘリによって少しちがうよ。写真は、運航会社(うんこうがいしゃ)の朝日航洋(あさひこうよう)が東海大学医学部付属病院(とうかいだいがくいがくぶふぞくびょういん)に配置しているドクターヘリ。
患者(かんじゃ)を
病院へ搬送(はんそう)!
機内はとてもせまく、風の強い日にはゆれることもあるよ。そんな中でも、医療(いりょう)無線で患者(かんじゃ)を運ぶ病院とやりとりしながら、治療(ちりょう)を続けるんだ。
患者(かんじゃ)に必要な治療(ちりょう)をすぐに行えるよう、準備(じゅんび)をしているよ。
そのころ、患者(かんじゃ)を運ぶ病院では
せまい機内で、大変だなぁ。
機体のうしろから
運び入れる機種も
うしろにもドアがあるんだね
ドクターヘリは機種によって作りがことなるけど、多くの場合、機体のうしろのハッチが大きく開くんだ。救急車(きゅうきゅうしゃ)の中でフライトドクターの治療(ちりょう)を受けた患者(かんじゃ)をストレッチャーにのせてすばやく安全に運ぶことができるんだよ。
だれがどこにすわるか
決まっている
ドクターヘリは、だれがどこにすわるのか決まっているよ。その一例を見てみよう(BK117)。ヘリを操縦(そうじゅう)するパイロットのとなりには、整備士(せいびし)がすわるんだ。そのうしろにフライトドクター、フライトナースが患者(かんじゃ)をかこむようにすわるよ。機種によって、患者(かんじゃ)の家族などつきそいの人がのれることもあるよ。
おまけ 日本で飛行している
ドクターヘリは5種類!
安全に飛ぶためのさまざまな決まりを守って、日本で活躍(かつやく)しているドクターヘリは、全部で5種類。最高速度やのれる人数などは、それぞれちがうよ。
BK117
川崎重工業(かわさきじゅうこうぎょう)とドイツのMBB社(現エアバス・ヘリコプターズ社)が共同開発。最大速度:時速269km、 航行可能距離(こうこうかのうきょり):700km、 通常(つうじょう)のれる人数:乗員2名+同乗者4名+患者(かんじゃ)1名の7名。
EC135
ドイツのエアバス・ヘリコプターズ社が製造(せいぞう)。最大速度:時速259km、航行可能距離(こうこうかのうきょり):625km、通常(つうじょうの)のれる人数:乗員2名+同乗者3名+患者(かんじゃ)1名の6名。
MD902
アメリカのマクダネル・ダグラスヘリコプター社が製造(せいぞう)。最大速度:時速287km、航行可能距離(こうこうかのうきょり):760km、通常(つうじょう)のれる人数:乗員2名+同乗者3名+患者(かんじゃ)1名の6名。
BELL429
アメリカのベル・ヘリコプター社が開発。最大速度:時速287km、航行可能距離(こうこうかのうきょり):761km、通常(つうじょう)のれる人数:乗員2名+同乗者3名+患者(かんじゃ)1名の6名。
AW109SP
イタリアのアグスタウェストランド社が製造(せいぞう)。最大速度:時速311km、航行可能距離(こうこうかのうきょり):633km(DH仕様)、通常(つうじょう)のれる人数:乗員2名+同乗者4名+患者(かんじゃ)1名の7名。
みんなかっこいいね!