県内の医療や消防、行政機関などで構成される「ドクターヘリ運航調整委員会」の第3回会合が鹿児島市で開かれ、ヘリの運航開始が12月下旬に決まった。患者の受け入れについても、救命救急センターがある鹿児島市立病院をはじめ32医療機関が対応することになった。
運航をめぐっては、患者を乗せた救急車とヘリが合流する「ランデブーポイント」の確保が課題だった。11日の会合で、現時点で小中学校や公園、河川敷など計585カ所が発着陸の適地になっていることが報告された。運航開始までに600カ所ほどに増やす。
今後は12月初旬から中旬にかけて、各地の消防本部で実地訓練をしたうえで運航を始める。(2011年11月16日朝日新聞)
ドクターヘリ来月下旬運航スタート/鹿児島 <朝日新聞>
2011.11.25