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新潟県ドクターヘリ新格納庫が完成<読売新聞>
2015.09.16
   新潟大医歯学総合病院(新潟市中央区)を基地病院とするドクターヘリの格納庫が、同区の信濃川沿いに完成し、15日から運用を始めた。
 新しい格納庫は防災ヘリポートがあった関屋分水路付近の国有地に整備された。格納スペースは350平方メートルで、新潟大病院が管理する。建設費約1億6000万円は県が負担した。
 これまで新潟空港にある運航会社の格納庫を借用していたが、同病院から距離があり、海沿いのため冬場などは強風で要請に応えられないケースが出ていた。
 新たな格納庫は同病院から約3キロで、従来より海から離れた位置にある。風速10メートルを超える風で同病院屋上ヘリポートで離発着ができない場合、医師が格納庫に向かい、直接出動できるという。
 同病院のドクターヘリは2012年10月に配備された。今年8月まで計1541件の要請があり、1106件に出動した。
 (2015年9月16日読売新聞)