認定NPO法人
救急ヘリ病院ネットワーク
HEM-Net

ニュース&アーカイブ
ニュース
佐賀県が単独運用スタート〈読売新聞〉
2014.01.18

 佐賀県単独で導入するドクターヘリの運用が17日、始まった。ヘリの基地病院となる佐賀市の佐賀大付属病院屋上ヘリポートで、就航式が開かれた。

 式には、県や医療関係者ら約100人が出席。古川知事は、県内をカバーできるドクターヘリが、これまで共同運航してきた福岡、長崎と合わせて計3機体制になることについて、「日本で一番安心できる地域となる。救急医療の向上を実現していきたい」とあいさつ。同病院の宮崎耕治院長は「助けられる命が増え、後遺症も軽減できるようになる」と語り、出席者らでテープカットをして就航を祝った。

 県によると、就航したドクターヘリは最大時速260キロ。機体のリース代や燃料費など運用にかかる年間経費は約2億1000万円。県内全域を15分でカバーし、年間250件の出動が見込まれている。

 (2014年1月18日 読売新聞)