医師や看護師がヘリコプターで救急現場に駆け付けるドクターヘリ(ドクヘリ)の運航が18日始まり、初日は県西部から2件・2人の傷病者を搬送した。いずれも、基地病院である宮崎市清武町の宮崎大医学部付属病院から現場までスムーズに急行。関係者は2月から計27回行ってきた訓練の成果をかみしめながら、救命率向上への誓いを新たにしていた。
ドクヘリは毎日午前8時半から運航待機する。同日は同11時5分に西諸広域行政事務組合消防本部から出動要請が入った。小林市で男性(74)が斜面でパワーショベルから約5メートル下に転落。背中などを強く打ち、意識不明という。
(2012年4月19日宮崎日日新聞)