県が初めて導入したドクターヘリの運航開始式が21日、宇部市南小串の山口大医学部付属病院の新設ヘリポートであった。
ドクターヘリは、県土の約70%が中山間部で、離島数が全国で3番目に多いことなどから導入を決定。中国地方では岡山県に続き2機目。現在、全国21道府県で導入されている。
機内には医療機器が装備され、要請があった場合、医師と看護師が乗り込み、離陸から30分以内で県内全域に到達できるという。式では二井関成知事や久保田后子市長らをはじめ、地元自治会長らが出席し、運航開始を祝った。【後藤俊介】(2011年1月22日毎日新聞)