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さあ始動、ドクターヘリ 山口大付属病院で式典<中国新聞>
2011.01.24

 山口県が導入準備を進めてきた「ドクターヘリ」の運用開始式が21日、基地病院となる宇部市の山口大医学部付属病院のヘリポートであった。関係者たち約160人が出席した。

 山口大の丸本卓哉学長が「県内の救急医療に大きく貢献できると期待している」とあいさつ。二井関成知事は、患者搬送の中継場所となる臨時ヘリポートについて「市町と協力しながら、さらなる確保に取り組みたい」と述べた。

 ドクターヘリは医師と看護師が乗り込み、県全域に30分以内で到着。県内13の消防本部から重症患者を引き継ぐ。臨時へリポートは現在、小学校のグラウンドなど324カ所が指定されている。

 昨年11月22日から今月13日まで、運用主体の山口大や搬送先となる6病院、消防本部などが訓練を重ねた。(石井雄一)(2011年1月22日中国新聞)