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麻生知事が熱中症
2009.07.23

◎ 麻生・福岡知事が熱中症、ドクターヘリで搬送

福岡県の麻生渡知事が7月18日、福岡県宗像市の沖ノ島を視察中、熱中症の症状を訴え、ドクターヘリで福岡市内の病院に搬送された。点滴を受けたが軽症で、同日夜、自宅に戻った。

知事は同日正午過ぎ、同県福津市から船に乗り、沖ノ島に渡った。港から20分ほど坂道を上り、神社で神事を終えた午後3時頃、気分が悪くなって突然座り込んだ。意識ははっきりしていたが、随行者がドクターヘリを要請した。

随行した県職員によると、熱中症による脱水症状で、船酔いも重なって体調を崩したとみられる。宗像市のこの日の最高気温は32.7度だった。

知事は19、20日は公務がなく、3連休明けの21日から通常の勤務に戻る予定。「皆さんに迷惑をかけた」と話している。(2009年7月19日 読売新聞)

◎ 福岡の麻生知事、ヘリで緊急搬送

麻生渡・福岡県知事(70)が18日、世界遺産登録をめざす沖ノ島(福岡県宗像市)を視察中、気分が悪くなり、ドクターヘリで福岡市内の病院に緊急搬送された。船酔いと熱中症が原因で、治療後に回復し、夕方には知事公舎に戻った。

麻生知事は18日午前、宗像市など関係自治体との会議に出席。昼過ぎからチャーター船で視察に向かった。

視察に同行した県職員によると、海上は波が高く、船酔いする参加者が続出。麻生知事はみそぎをして、入島するまでは特に変わりはなかった様子だったが、参道を登り、標高90メートル付近の沖津宮にたどり着いたころから具合が悪くなった。このため、視察を取りやめ、ドクターヘリの出動を要請する騒ぎになった。

(朝日新聞、2009年7月18)

◎ 麻生知事 熱中症に

麻生渡福岡県知事が18日午後、世界遺産の暫定リストに記載された同県宗像市の沖ノ島を視察中に体調不良を訴え、福岡市内の病院にヘリコプターで搬送された。病院の診察で熱中症にかかったことが判明したが、体調は回復し、夕方に同市内の知事公舎に帰宅した。県によると、今後の公務に影響はないという。

麻生知事が宗像市から約60キロ離れた沖ノ島を視察するのは初めて。県や市職員、宗像大社の関係者たち約70人と一緒に同日午後2時ごろ島に到着。海岸で体を清めるみそぎを済ませた後、中腹にある沖津宮を参拝するため約10分かけて登山。神事を終え、沖津宮の説明を受けている際に気分が悪くなって座り込んだ。

担架に乗せられて山道を下り、民間のドクターヘリが迎えに来る際には「皆さんにご迷惑をかけた」と話した。

福岡管区気象台によると、同日午後3時の宗像市の気温は31.9度だった。(西日本新聞、2009年7月19日)

◎ 麻生知事:熱中症で倒れる 視察中の沖ノ島で

麻生渡・福岡県知事が18日、玄界灘の孤島・沖ノ島(福岡県宗像市)を視察中に熱中症で倒れた。ドクターヘリで福岡市内の病院に搬送されたが、軽症で帰宅したという。暑さに加え、船酔いの影響もあったとみられる。

沖ノ島は4世紀から10世紀にかけて日本と大陸を結ぶ海上交通の要衝だったことから、県と同市などが「宗像・沖ノ島と関連遺産群」としてユネスコの世界遺産登録を目指している。麻生知事は登録活動の一環で、地元関係者ら数十人と瀬渡し船で上陸。社殿での神事後、「気分が悪い」と訴えて横たわった。(斎藤良太、毎日新聞、2009年7月18日)