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AEDとドクターヘリで助かった <公明党新聞>
2009.07.28
 推進役を担った公明党に感謝
仕事中に心筋梗塞  7分以上も心臓が止まる
 
 自動体外式除細動器(AED)とドクターヘリがなければ生きて帰れなかった---。
 心筋梗塞で7分以上も心肺停止になりながら、無事に生還を果たし、
8月中の職場復帰をめざす埼玉県川口市在住の石澤信義さん、52歳
 
妻の京子さんに、石澤さんの身に起きた一大事故の過程や命が助かったことへの感謝の声を聞いた。
 
 夫は6月に仕事先の千葉県四街道市で、トラックの荷台で作業中に突然、心筋梗塞で倒れました。尋常ではない物音に気が付いた仕事関係者が夫の心臓が動いてないことに驚き、救急車を呼んでくれました。
 救急車が到着し、救急隊員がAEDを3回使用しても反応はなく、4回目になって心臓がかすかに動きだしました、少なくとも7分間以上は心臓が止まっていたそうです。
 一刻を争う中、夫はドクターヘリで病院に搬送され、集中治療室(ICU)に運ばれ手術を受けました。倒れてから2日後には意識は戻りましたが、植物状態になる可能性があると言われ予断を許しませんでした。しかし夫は驚異的な回復力で、倒れてから3週間後には後遺症もなく自分の足で歩いて退院することができました。
 担当の医師からは「30人いれば29人は亡くなっていた。九死に一生の体だ」と言われました。家族全員で奇跡の生還を喜んでいます。Aedで心肺が蘇生し、ドクターヘリのおかげで治療を受けながら迅速に病院に運ばれすぐに手術、という一連の措置があって夫が助かることができました。
 
石澤信義さんの話
 AEDとドクターヘリがなければ間違いなく生還できませんでした。今後、多くの人がAEDを使用できるようになり、ドクターヘリの運航が全国に広がるよう願っています。
 
(2009年7月28日公明党新聞 要約)