【函館】
医師や看護師を乗せて救急現場へ飛ぶ「道南ドクターヘリ」の運用が16日始まり、ヘリの待機場所になる函館空港の格納庫で就航式が開かれた。
道南ドクターヘリは渡島、檜山管内全18市町や医療機関でつくる運航調整委員会が運航。市立函館病院を基地病院とし、計14医療機関の医師や看護師が交代で乗り込む。道南全域をカバーし離島を含め、通報から30分以内で到着できるという。道内のドクターヘリ導入は道央、道東、道北に次いで4例目で、十勝管内を除いて道内各地域をカバーする体制が整った。
(2015年2月16日 北海道新聞)