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ドクターヘリ共同運航の協定結ぶ 富山県と八月下旬から<中日新聞>
2015.07.13

  岐阜県飛騨地域の重篤患者の救急搬送で、富山県のドクターヘリを共同運航する協定の締結式が十日、高山市国府町の国府福祉センターであった。富山県のドクターヘリ導入に伴い、八月下旬から運航する。

 
 共同運航は昨年七月の知事会談で、富山側が正式提案した。式には古田肇岐阜県知事、石井隆一富山県知事のほか、飛騨地域でカバーの対象になる高山、飛騨市、白川村の首長らが出席した。
 
 両知事が協定書に署名し握手を交わした。石井知事は「新たに導入するヘリが、両県民の安全安心と救命の向上につながることを願う」と抱負。古田知事は「岐阜は広く、重複要請があった場合などは時間との闘い。ありがたい提案で、地域の医療体制が格段に良くなる」と、謝意を示した。この日は訓練の一環で、拠点の富山県立中央病院(富山市)から、同センター広場にヘリが飛来した。
 
 四年前に導入された岐阜県のドクターヘリの出動件数は、昨年度で四百五十一件。うち下呂市を除く、対象の飛騨地域の出動は16%の七十四件。拠点の岐阜大病院(岐阜市)から飛騨地域まで最長四十分かかるが、富山から向かえば飛騨市は十分、高山市南部も二十分で到着できる。県は出動実績に応じて富山県に負担金を払う。
(中日新聞、2015年7月11日)