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救急医療への理解深めるフェア 宮崎<読売新聞>
2014.09.08

  救急の日(9日)にちなんだ「みやざき救急フェア」が6日、宮崎市のイオンモール宮崎で開かれた。同市消防局が救急医療への理解を深めてもらおうと、宮崎大医学部付属病院などの協力を得て企画。同病院が運用しているドクターヘリとドクターカーなどの展示も行われ、多くの家族連れでにぎわった。

 
 医師や看護師が乗り込んで現場に向かい、初期治療を施すドクターヘリは2012年4月に運用が始まった。12年度は362件、13年度は441件、今年度も今月6日までに200件の出動があった。ドクターカーは悪天候時などにヘリを補完する。今年度導入されたばかりで、これまでに、宮崎市内を中心に約50件の要請に応じた。
 
 会場では、交通事故で重傷を負った人がいるとの想定で、救急隊員とドクターカーで駆けつけた医師による模擬訓練も行われた。同病院の安部智大医師(31)は「以前は救えなかった命を救えるようになってきた。救急医療の質をさらに向上させたい」と話していた。(2014年9月7日 読売新聞)