平成22年度HEM-Netシンポジウムの開催について
HEM-Netは、来る2月１7日（水）の午後、全国町村議員会館２階の大会議室において、
別紙の要領により、平成22年度「HEM-Netシンポジウム」を開催いたします。
全国のドクターヘリ導入の動きを見ますと、引き続き堅調で、昨年末現在で、1６の道府県に2０機のドクターヘリが配備されるに至りました。導入された各地では、医師・看護師・パイロットなど救急現場の関係者の献身的な努力により、地域住民の期待に応えて、高い成果をあげております。
HEM-Netは、こうした情勢を踏まえて、更なる活動の充実・強化を図るため、本年4月を期して、「ドクターヘリ支援基金」を開設し、その基金をもって、「ドクターヘリ支援事業」を開始することにいたしました。
ドクターヘリ特別措置法は、その第９条において、「政府および都道府県以外の者」からの基金によって、ドクターヘリを用いた救急医療の提供に要する費用を助成する「助成金交付事業」の制度を規定しておりますが、その趣旨とするところは、ドクターヘリが、救急患者の救命率の向上と予後の改善に大きな効果を発揮し、安心で安全な社会の実現に大きく寄与するものであることに鑑み、その運用に要する費用を、「政府および都道府県以外の者」、すなわち、個人・企業・民間団体等にも一部ご負担願うことにより、「官」も「民」も一緒になって、「公益」の立場に立ち、社会全体の公益財であるドクターヘリの円滑で効率的な運用を支えていこうというにあると思われます。
「ドクターヘリ支援基金」の創設と「ドクターヘリ支援事業」の開始は、このドクターヘリ特別措置法の立法趣旨を体し、「民が公を支える」という新たな社会モデルの構築の実践者になろうとする意図に出るものであります。
2月17日のシンポジウムは、この HEM-Netの新たな事業展開について、各位のご理解と一層のご協力を得るために開催するものです。
各位にあっては、シンポジウム開催の意義をお認めいただき、ご多用中のところとは存じますが、ご参会いただきますよう、ご案内申し上げます。
ご参会いただける場合は、恐縮ですが、「参加申込書」をクリック・プリントアウトして、所定事項をご記入の上、HEM-Net事務局まで、ファックスにてご連絡ください。