鹿児島県内の消防隊員が、県ドクターヘリに導入する新生児専用搬送機器の仕組みや搭載方法を学ぶ訓練が13日、鹿児島市浜町の浜町へリポートであった。出水や熊毛など11の地区・市の消防隊員37人が、新生児を安全に運ぶシミュレーションに取り組んだ。
専用機器は人工呼吸器や保育器などが一体となった重さ約60キロで、14日から運用する。各地のランデブーポイント(場外離発着場)と新生児がいる医療機関を往復するとき、主に現地の消防が積み降ろす。
消防隊員は、ヘリを運用する鹿児島市立病院総合周産期母子医療センター新生児科の平川英司医師(34)から、ヘリや救急車に搭載するコツを教わった。(2014年5月14日 南日本新聞社)
赤ちゃんの命を救え ドクターヘリで搬送訓練<南日本新聞社>
2014.05.14