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新生児搬送でドクターヘリ訓練/県病など 青森〈陸奥新報〉
2013.08.19

 本県のドクターヘリによる新生児搬送の開始を前に県立中央病院(青森市)などは15日、県病を発着したヘリが緊急の手術を必要とする新生児を三沢市立三沢病院から弘前大学医学部附属病院へと運ぶ「三角搬送」の訓練を実施。ヘリでの新生児搬送訓練は4回目で想定される全てのケースのシミュレーションを完了。県病の網塚貴介新生児科部長は「事実上、これで新生児搬送でのヘリ運用が可能になった」と話した。
 15日は即日手術が必要な食道閉鎖と先天性心疾患の新生児を県病ヘリが三沢病院でピックアップし、弘大病院へ搬送する―との想定で訓練。午後2時半ごろ、弘大病院ヘリポートにヘリが到着。弘大病院のスタッフ5人が専用のストレッチャーに保育器を移し替え、素早く運び入れた。(2013年8月16日 陸奥新聞)