鹿児島県で初めてとなるドクターヘリの運航が26日、始まった。鹿児島市浜町の出動ヘリポートでは運航開始式があり、行政や医療、消防関係者ら約130人が新しい救急医療体制のスタートを祝った。
式で伊藤祐一郎知事は「離島やへき地の多い鹿児島県にとり、救急医療のさらなる充実、強化につながる」とあいさつ。伊藤知事や森博幸鹿児島市長ら10人がテープカットを行った。
ドクターヘリは機内に医療機材を積み、医師と看護師が搭乗。県内約540カ所のランデブーポイントに降り、いち早い初期治療と病院への搬送時間短縮が可能となる。同市から県本土全域に約15分内で到着できる。
(2011年12月26日 南日本新聞)