今年度導入を予定しているドクターヘリについて県は10日、ヘリが発着する基地病院を岐阜大医学部付属病院に決定したと発表した。今後、運航会社の選定や訓練などを経て運航を開始する。
県医療整備課は、同院が県内唯一の「高度救命救急センター」で、専従医が国内最大規模の32人いることや、04年度から同院の医師を県防災ヘリに乗せ運航してきた実績があることを考慮して選んだと説明している。
今後、ヘリの運行や整備などの運営は、岐阜大医学部付属病院がヘリ運航会社と委託契約して行う。経費は全額県が補助する。【岡大介】 (2010年5月11日 毎日新聞)