栃木県大田原市を中心とする栃木、福島、茨城3県の8市町でつくる八溝山周辺地域定住自立圏推進協議会の会会合が27日、市内で開かれた。8市町は2017年度内に那須赤十字病院を基地病院とするドクターヘリの導入を3県に要望することなどを決めた。
協議会は大田原市、那須塩原市、那須町、那珂川町、福島県棚倉町、矢祭町、塙町、茨城県大子町で構成される。
現在、3県にはドクターヘリが1機ずつ配備されている。だが、同自立圏域の多くのエリアが各基地病院から、ドクターヘリの運航上、安全性を考慮して有効な活動範囲とされる50キロ圏の外にある。これに対して那須日赤から8市町とも50キロ圏内に入る。(下野新聞 2017年10月28日)