１１月２５日（火）衆議院第２議員会館会議室において、ドクターヘリ推進議員連盟総会が開催されました。関係団体として、HEM-Netからは、篠田会長、鷺坂理事長、武居副理事長、伊藤理事が出席しました。
　田村憲久会長代行の挨拶のあと議事に入り、はじめに会長等空席になっていた役員の選任が行われ、会長に田村会長代行、事務局長に松本尚議員が選ばれ、その他役員については会長一任となりました。
　次に、HEM-Netをはじめ関係団体からの報告があり、続いて、厚生労働省からはドクターヘリ導入促進事業、運航事業、運航状況、医療搬送用ヘリ事故発生後の対応、運航休止に対する対応等についての説明があり、国土交通省からは佐賀航空回転翼航空機に関する説明（令和７年４月６日の海上不時着死亡事故関連）がありました。その後、質疑及び活発な意見交換等が行われました。
　関係団体では、HEM-Netの鷺坂理事長から、ドクターヘリの安全運航への取組、Safe Crew Project、HEM-Net国際講演会の実施について説明を行い、伊藤理事からSafe Crew Project関連の補足説明を行いました。日本航空医療学会は、猪口理事長（HEM-Net副理事長）から、令和５年以降のドクターヘリに関する不安全事象への対応や課題の説明とともに、これに関連した要望も行われました。さらに全日本航空事業連合会ドクターヘリ分科会からは、一部運航会社の運休事案を含むドクターヘリ事業の現状と課題等についての説明が行われました。
　その後の意見交換では、運休事案や整備士不足問題に関連するドクターヘリ運航の現状と課題等について、認識の共有と意見交換が行われるとともに、ドクターヘリ関連の法令の現状とその見直し等についても意見が出されたところです。