HEM-Netでは 12月3日 会場参加とオンライン視聴のハイブリッド方式で「大規模
災害時のドクターヘリの活動等について」と題してシンポジウムを開催しました。
大規模災害時においては、各都道府県が制定した運航要領に基づき、相互応援等の協定
締結やヘリ参集に備えた地域防災計画への位置づけられているところです。
2024年1月1日に発災した能登半島地震においては、中部ブロックを中心にドクター
ヘリの派遣が行われ、空路による医療搬送が行われました。一方、大きな被害を受けた
被災地が半島の先端部であったこともあり、ドクターヘリの大きな貢献と共に対応には
大変な苦労と将来に向けた課題等も浮き彫りとなりました。
当日は、鷺坂理事長の開会のあいさつに続き、ドクターヘリを含むヘリによる医療搬送
に関係した有識者・所轄する官庁関係者・マスコミ等 3名の講演に続き、4名のパネリ
ストにご登壇いただき、計7名でパネルディスカッションを行い それぞれの立場からご
討論をしていただきました。最後に篠田会長による閉会のあいさつで終了しました。
【講演者】(3名)
*聖隷三方原病院 早川 達也 氏 *JAXA 小林 啓二 氏 *読売新聞 福原 悠介 氏
【パネリスト】(4名)
*石川県立中央病院 蜂谷 聡明 氏 *愛知県病院事業職員 水野 光規 氏
*厚生労働省 近藤 祐史 氏 *消防庁 土屋 直毅 氏
なお当日は、会場参加者:77名、オンライン参加者:358名の 計435名と昨年を大きく
上回るHEM-Netシンポジウム最多の参加者数となり、関心度の高さが伺えました。
<※ 講演者・パネリストの正式な所属機関・役職等は割愛させていただきました>