ＨＥＭ－Ｎｅｔの活動支援のため、日本経団連の関連組織として設立された｢ドクターヘリ普及促進懇談会」の 第３回会合が5月8日開催され、懇談会会長の張富士夫トヨタ自動車株式会社会長を始め、以下の懇談会会員が出席しました。
岩 沙 弘 道 三井不動産株式会社会長
大 塚 陸 毅 東日本旅客鉄道株式会社相談役
大 橋 洋 治 全日本空輸株式会社会長（所要により欠席、伊東 信一郎社長が代理出席）
勝 俣 恒 久 東京電力株式会社会長
古 賀 信 行 野村證券株式会社会長
佐々木 幹 夫 三菱商事株式会社相談役
佐 藤 正 敏 株式会社 損害保険ジャパン会長
中 村 芳 雄 日本経団連副会長兼事務総長
三 村 明 夫 新日本製鐵株式会社会長
渡 文 明 ＪＸホールディングス株式会社相談役
立野良太郎 朝日航洋株式会社社長
國 松 孝 次 認定ＮＰＯ法人救急ヘリ病院ネットワーク理事長
また、前回に引き続き、懇談会の連絡担当の各社スタッフも会議にオブザーバー出席しました。
懇談会では、始めに 張会長から、日頃の会員各位の協力への御礼およびドクターヘリの普及促進をはかるという当懇談会の趣旨を再確認する挨拶がありました。
続いて 國松理事長が、ドクターヘリの全国配備状況、2011年度の「ドクターヘリ支援基金」の収支状況 および「ドクターヘリ搭乗医師・看護師研修事業」実施状況を報告しました。
最後に 特別講演として君津中央病院救急救命センター救急・集中治療科部長 北村伸哉先生が「君津ドクターヘリ、その活動状況と今後の課題」と題して、千葉県内２ヶ所の病院（日本医科大学千葉北総病院と君津中央病院）が、相互連携して２機のドクターヘリを運営し、千葉県を始め、茨城県南部地域において、救命救急活動面で貢献している状況と、ドクターヘリ活躍の好事例として「ゴルフ場での救命活動の模様」について講演を行いました。
出席した懇談会会員の関心は極めて高く、活発な質疑応答がなされました。