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兵庫:ドクターヘリ来春運航、豊岡病院で準備進む 半径50Km15分で急行 <毎日新聞>
2009.07.09

 県北、京都、鳥取カバー

 

 県北部と京都府北部、鳥取県東部を受け持つ3府県合同事業。豊岡病院ヘリポートに待機したヘリに医師、看護師各1人が乗り込み、病院から半径50キロ以内の急病や事故、災害などの救急現場に出動する。到達時間は最大15分。現場で患者に救急処置を施し、ヘリに収容して病院に搬送する。

 提案される予算は、民間会社へのヘリ運航委託費1年分1億5000万円とヘリに搭載する人工呼吸器やヘリポート施設整備費など2400万円。導入は3府県とも初めて。年間230回の出動が想定されており、9月から医師や看護師の研修が始まる。

 ドクターヘリは救急病院から遠い山間部や離島の迅速な救急対応を目指して、国が01年から補助事業を開始。大阪大学付属病院や和歌山県立医科大学付属病院など16道府県で18機が運航している。【皆木成実 毎日新聞 2009年7月8日】