県のドクターヘリ運航調整委員会が2日、甲府・県立中央病院で開かれ、本年度上半期(4~9月)の実績を報告した。出動件数は287件と、運航を始めた前年度同期(162件)と比べ1・8倍に増加。要請判断の時間は平均7分短縮した。同病院は「現場との連携が進み、順調に運用できている」と分析している。一方、中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故を教訓に、高速道路上の運用マニュアルの年度内作成を目指し、高速道路上で離着陸可能なポイントの調査状況が報告された。〈桑原久美子〉
(2013年12月3日 山梨日日新聞)