日本航空医療学会は5月25日、2011年度のドクターヘリ運航実績をとりまとめ発表しました。
発表に際しての小濱理事長の談話、ならびに各年の出動件数、基地病院数、および運航実績の推移は次のとおりです。(詳細は下記をご覧ください)
◆小濱理事長談
ドクターヘリ事業は厚生労働省により、平成13年4月1日から開始され、23年度で11年目を迎えましたが、平成23年度には、全国27道府県32機のドクターヘリ(基地病院は34箇所)において年間12,923件の救命搬送実績を得ることができました。平成11年10月から1年半に及ぶドクターヘリ試行的事業における運航実績も加えますと総計60,094件の運航実績を得たことになります。この間、人身事故は1件もなく、安全運航により多くの傷病者の救命に効果を上げたと思われます。
これもドクターヘリ運航会社、消防機関等、関係する多くの皆様の協力、ご支援の賜物と深く感謝しているところです。
今後とも学会員一同、安全運航に心掛け、ドクターヘリの全国発展、充実に努力していく所存ですので、相変わらぬご支援、ご協力を頂きますようお願い申し上げます。
ドクターヘリ事業平成23年度集計結果(PDFファイルを開く)
ドクターヘリ事業 平成 23 年度(2011 年度)集計結果
平成 23 年 4 月 1 日~平成 24 年 3 月 31 日
(日本航空医療学会資料)
ドクターヘリ診療人数の内訳
ドクターヘリ出動統計に関する約束事項